さ行

サプライチェーン

商品や製品が消費者に届くまでの原料調達、製造、在庫管理、配送、販売等の⼀連の流れを表した用語。

循環経済(サーキュラーエコノミー)

サーキュラーエコノミーは、一つの明確に定まった定義が存在しているわけではない。

一般的な考えとして、従来の3R(Reduce:減らす・Reuse:再利用する・Recycle:リサイクルする) の取組に加え、資源投⼊量・消費量を抑えつつ、ストックを有効活⽤しながら、サービス化等を通じて付加価値を⽣み出す経済活動であり、資源・製品の価値の最⼤化、資源消費の最⼩化、廃棄物の発⽣抑⽌等を⽬指すもの。一方従来のリニアエコノミーは、消費された資源をリサイクル・再利用することなく廃棄してしまい、直線的(Linear)にモノが流れる経済の仕組みを指す。

⾃⽴分散型エネルギー

エネルギーを消費する場所の近辺で分散配置された、⼩規模発電設備から供給されるエネルギーの総称で系統電力と効率的に組み合わせたものである。これは従来の⼤規模・集中型エネルギーとは相対的な概念となる。

具体的には、太陽光発電等の再⽣可能エネルギー、燃料電池等のコージェネレーションシステム、蓄電池等の蓄エネルギー機器等が含まれる。

⽔素発電・アンモニア発電

⽔素やアンモニアを燃料とした発電⽅式。水素や、水素と窒素で構成されるアンモニアは炭素を含まないため、燃焼時にCO₂が発生しないカーボンフリーの燃料となるため、注⽬されている。

スマートシティ

ICT 等の新技術を活⽤しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)の⾼度化により、都市や地域の抱える諸課題の解決を⾏い、また新たな価値を創出し続ける、持続可能な都市や地域。

スマート農業

ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活⽤して、省⼒化・精密化や⾼品質⽣産を実現する等を推進している新たな農業のこと。単純にいえば、農業に先端技術を掛けわせたものがスマート農業となり、海外ではスマートアグリカルチャー、スマートアグリ、アグリテック(Agrなどの呼称で日本よりも早く導入されている。